【雑記】ファイターズルール改定について(Pスタン)
情報局にて、ファイターズルールの改定が発表されました。内容は、Pスタンにおける制限、制限解除のみですが、それついてみていこうと思います。
・「エニグマティック・アサシン」1枚制限
「デスアンカーアサシン」のコンボパーツとして採用されていた「エニグマティック・アサシン」が1枚制限となりました。これによって、CBの限り殴り続けるコンボは成立しなくなりました。
コンボデッキとして安定性、破壊力ともに高いため他のコンボデッキを選択する理由が弱くなってしまうこと、また、0点からでも勝ち切れるため、その他のデッキでも構築段階で考慮しなければならないことが多く、ある程度構築を制限されてしまうこと、などこのデッキが環境に与える影響はかなり大きかったと思われます。環境の多様化を目指すためには制限されるのは仕方ないでしょう。
正直「コマンダーローレル」規制するくらいなら、こっちも最初っから規制でよかったんではと思わなくもなかったです。
・「お寝坊注意! クルク」1枚制限
バミューダ△の醒トリガー「お寝坊注意! クルク」が1枚制限になりました。「向こう約1年強化ないから、最終弾でかなりカードパワー上げといたよ」と言ったが、ここまでやるとは思ってなかった、の結果でしょうね。
新シリーズ未対応であるバミューダを環境上位にもっていった影の立役者といっても過言ではないでしょう。CBを使わない連パン要員であり、なおかつ山札に戻るトリガーユニットということもあり、Pスタン環境にあっていたといえます。バミューダのほとんどのデッキで採用される可能性があるうえ、バミューダのギフト-フォースの相性も抜群なので、今後のことを考えて制限されることになったのでしょう。
バミューダから制限カードが出るとは、なかなか感慨深いものです(意味不)。
・「時空竜 ヘテロラウンド・ドラゴン」制限解除
ギアクロニクルのGガーディアンで、その対応範囲の広さから1枚制限にされていた「時空竜 ヘテロラウンド・ドラゴン」が制限解除され2枚以上採用することができるようになりました。
これにより、コンボによる突然死に対して耐性が上がりました。もともと、「ヘリテージ」などの強力なGユニットなどの太い基盤を持っているため、環境上位に挙がってくることも十分考えられます。
・「チクタク・ワーカー」制限解除
ずいぶん長いこと1枚制限にされていた、ギアクロのFV(FV制限なこともあったな)、「チクタク・ワーカー」が制限解除されました。
とはいえ、今のPスタン環境でこのカードを使うかというと微妙なところ。G3の基礎パワーの上昇、およびトリガーパワーの上昇によって、低パワーの連パンが有効になりにくくなってしまったのがつらいところですね。
フォースをRに配置するという手段もありますが、それだと「クロノジェット」条件のある「ヘテロラウンド」を使いづらいのも、せっかく制限解除されたのにもったいない感じです。
・「スチームバトラー ウル・ワタル」制限解除
「メラム」や「ヒストリーメイカー」と合わせて、連パンしつつアドを稼いで暴れていたギアクロの醒トリガー「スチームバトラー ウル・ワタル」が制限解除されました。
こちらも、今のPスタンに使われるかは微妙です。(タイガー軸とかなら使われそうだけど。)
実際、G期もギアクロのトレンドが十二支に移るにつれて、解除されても採用されない感じにないって行きましたし。新シリーズでRを有効的にバインドする手段があまり追加されなかったのもさみしいところ。
・「お化けのみっく一家」制限解除
グランブルーの山札に戻る醒トリガー「お化けのみっく一家」が4枚まで積めるようになりました。
Pスタンのグランブルー自体が今は下火になっていて、ぶっちゃけこの解除でどうにかなるか分かりません。G期のグランブルーの強さの根源が「ナイトローゼ」にあって、新旧カードの組み合わせが難しいというのもあると思うんですよね。
せっかくだし、「ナイトローゼ」軸に「スカルドラゴン」や新トリガーを入れたデッキを作って試してみようかな。
・まとめ
「エニグマティック・アサシン」の制限は環境に大きく影響を与えるでしょう。これで、構築中に頭の片隅に「デスアンカー」が浮かんで悩まされることがなくなると思うとホッとします。
「お寝坊注意!クルク」の制限に関しては、実際の評価は新弾のバミューダをみてからになりそうです。現時点では、「クルク」を取り上げられたら、バミューダのどのデッキもPスタン環境は厳しくなってしまうと思います。
制限解除に関しては、「ヘテロラウンド」の解除はPスタンギアクロにとっては大きな意味がありそうです。それ以外は、あまり影響ないのではないかと考えますが、実際はどうなるでしょうか。
今後のPスタン環境の動きに注目です。
以上、ここまで見てくださりありがとうございました。