無名ヴァンガードファイターの独り言

ヴァンガードについて。デッキ紹介だったり、今日のカードだったり。

【今日のカード】忍竜 マガツゲイル、忍獣 コクシガラス(ぬばたま)

今日のカードは宮地学園CF部からぬばたまの2枚。これで「マガツ」連携が揃いましたね(連携ではない)。もう一枚は驚きのフィニッシャー枠です。

1枚づつ見ていきましょう。

 

 

《忍竜 マガツゲイル》
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
ぬばたま - アビスドラゴン パワー9000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(V)/(R)】:登場時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1),【ソウルブラスト】(1)]することで、1枚引き、そのターン中、このユニットのパワー+6000。
【自】【(R)】:アタックしたバトル終了時、【コスト】[このユニットをソウルに置く]ことで、あなたのリアガードを1枚手札に戻す。

 

 

・登場時CB1&SB1で1ドロー/パワー+6000

プロテクトっぽいアド稼ぎ+プロテクトっぽい+6kパンプ。単体15kの有用さは言わずもがな、ブースト込みで23kラインが作りやすく、序盤には単体で10k要求できたりと便利です。

ドローがついているので、事故リスク軽減はもちろん、序盤から展開しやすくなります。また、VでもRでも使えるのは優秀ですね。

コストはCB1&SB1と決して軽くはありませんが、ドローに加えてパンプもあるため妥当といったところでしょうか。逆に、序盤から使えるCBとして、「サクラフブキ」の追加効果の条件を満たしに行けるのは便利かもしれませんね。

 

 

・アタック終了時ソウルに置いてリアガードを1枚手札に戻す

アタック終了時スキルは、ぬばたまの新特性のバウンス。相手の除去スキルから他のユニットを守る使い方の他、バトルフェイズ中のバウンスのため、「マガツストーム」とのコンボで連パンすることができますね。

戻すリアガードサークルの指定がないので、自分と合わせて前列2枚を開けられたりして便利です。

コストは自身のソウルイン。よって枚数的には損失ですが、もう一つのスキルでアドバンテージを得ていることと、アタック後に消えているため、そこまで損失は気にならないイメージです。地味にソウルが増えるのもありがたいですね(自分で消費しているのでなおさら)。

 

 

《忍獣 コクシガラス》
ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
ぬばたま - ワービースト パワー11000 / シールドなし / ☆1
【起】【(V)/(R)】:【コスト】[【ソウルブラスト】(3),手札の守護者を2枚捨てる]ことで、そのターン中、このユニットのパワー+15000し、相手のヴァンガードがグレード3以上なら、相手のリアガードをすべて手札に戻し、1枚以上戻したら、相手は自分の手札を5枚選び、捨てる。

 

SB3&守護者2枚捨ててパワー+15000し・・・

起動スキルはコストを払うことでパワーパンプ。+15kとかなり大きめのパンプで、単体で相手のダメトリを越えたり、ブースト付きで確定2枚要求ラインになりますが、如何せんそれだけではコストに見合っているとは言えません。追加効果が本番でしょうね。

コストは驚きの守護者2枚&SB3。プロテクトクランとはいえ、守護者を2枚集めるのはそう簡単ではないでしょうし、さらにそれを捨てることになるので、以後の守りを半ば放棄することになるでしょう。自身がプロテクトを持っていないのも気になります。

SB3も順当に3までライドしただけでは、他に1枚も使う余裕がありません。「オボロザクラ」のようなソウルチャージできるカードをうまく使っていく必要がありそうです。

 

・相手Vがグレード3以上なら相手リアガードを全バウンス&5ハンデス

追加効果は驚異の全バウンスからの5ハンデス。一気に相手に5枚分の損失を与えることができるので、手札が増えるクランといえども大きな打撃になるでしょう。そのうえで、+15kパンプを受けたこのユニットがいるので、そのまま勝利してしまうことも十分あり得ますね。

条件は相手がグレード3以上であること。確かにこんなのが先攻3ターン目に飛んで来たらたまったもんではありませんから仕方ない。とはいえ、後攻3ターン目からでも条件を満たしてしまえば使えてしまうので十分脅威になりえます。

また、このカードの存在自体が序盤の速攻をより有意義にしていますね。相手にしてみれば、守っても手札が減る、受けてもダメージの余裕がなくなる、といった感じに、このスキルを受けるとそのまま負けてしまいかねない状態になるので、相当悩まされることになります。やっぱハンデスって強いんやな・・・(さすが忍者きたない)。

注意点として、相手のリアガードを1枚以上戻さなかった場合にはハンデスができないことがありますが、相手がVだけでバトルしている間は、プロテクトクランということもあって(「マガツストーム」のスキルも相まって)、まあやられることはないでしょう。

 

・パワー11000

誤植かと思ってしまった。プロテクトG3の標準よりも低い11k。効果が強烈なため仕方なしの査定なのでしょうか。

効果がなければ単体で相手のVに届かないですし、特に自身がプロテクトを持っていないこともあって、ライドしてしまうことは極力避けたいですね。多めにある(ような気がする)手札交換を駆使しましょう。

ところでG3どころか全グレードを通して素のパワー11kのカードって、スタンダードでは初なのではないでしょうか(あったらごめんなさい)。今後もこのような強烈なスキルを持ったパワー11kのG3が出てくるのか、気になるところです。

 

 

・まとめ

「マガツゲイル」はパンプにドロー、さらに新しいぬばたまの特性のバウンスができて使い勝手がよく、デッキを支えるカードになりそうですね。コストの管理には少し注意が必要そうです。

「コクシガラス」はぬばたまの「鹿」枠といったところでしょうか。耐えるタイプではなく殴るタイプのデッキなので明確なフィニッシャーは来ないかもと思っていましたが、やはり来ましたね。

効果も、コストに見合った強力なものになっていて十分採用に値するものだと思います。

 

以上、ここまで見てくださりありがとうございました。