無名ヴァンガードファイターの独り言

ヴァンガードについて。デッキ紹介だったり、今日のカードだったり。

【週ヴァン】ファイターズルール更新について(Pスタン)

2020年3月1日施行のファイターズルール更新について内容が発表されました。Pスタン関連のところについてみていこうと思います。

 

・「風炎の獅子 ワンダーエイゼル」使用不可

登場時のスキルによってギフトを持っているG3を再ライドさせ、1ターンに複数のギフトの獲得を可能にするカード。アドバンテージを稼げる「アクセルⅡ」との相性も良く、スペリオルライドからの速攻が得意なゴールドパラディンの爆発力をより高める要素となっていたため、使用不可になりました。

正直、ゴルパラに先攻を取られたうえに、スペライ成功からこのカードを複数枚並べられ一方的に殴られ続けるファイトというのは、理不尽としか言いようがなかったため、この規制は仕方ないと思います。(使い手の方ごめんなさい。。。)

まあ、その理不尽は「スピアエクス」もその一端を担っていると思うんですよね。「ワンダー」や「プラチナエイゼル」と相性のいい起動超越スキルと、CBを使わないスペコスキル。初めて見たときは「ゴルパラは極限まで速攻を推していくのか・・・」と何とも言えない気持ちになったことを覚えています。(「イチキシマ」といい、つくづく闇の深いパックだこと。)

爆発力は下がったとはいえ、スペライからのスピード超越が強力であることには変わりないので、依然として環境デッキとして残ることが予想されますがどうなるでしょうか。

 

・「銀の茨の獣使い ドリアーヌ」1枚制限

Pスタンペイルでは強力なドローソースとして、デッキの主軸となるカード。これに関しては正直予想外でした。

更新理由を見てみると、「ペイルムーンの使用者のみが極端に時間を使いすぎる傾向にある」だそうですが、それを言ったらペイル以外にも時間を多く使うクランがありますし、そもそもペイルムーンで時間のかかる部分って「ドリアーヌ」はあまり関係がないのでは?と思ってしまいます。

なんだかスタンダードの制限内容に合わせてぞんざいに扱われてしまった気がして釈然としませんが、なってしまったものは仕方ないのでデッキ構築を考え直そうと思います。幸い、以前に「ドリアーヌ」を減らす可能性についても考察はしていたので、デッキコンセプトを大きく変えずにデッキ構築を直せそうです。そちらもいずれ紹介できればと思います。

 

・「トップアイドル リヴィエール」同名ターン1回にエラッタ

ターン1回の制限がないうえに、再ライドによってギフト獲得が可能ということもあり、超強力なフィニッシュ性能を備えていたカード。主にスタンダードにおける環境の固定化の要因になっていたため、エラッタされることとなりました。

Pスタンにおいても、そのフィニッシュ性能はひと際存在感を放っていて、特にG期のスペライギミックと組み合わせることで、さらに早いタイミングでファイトの大勢を決してしまうこともしばしばありました。

ターン1回にエラッタされるとはいえ、Vスタンドが強力なことには変わりはなく、また、スペライギミック自体が超越ルールと相性が良いということもあり、こちらも十分強力なデッキとして存在し続けるでしょう。

 

・まとめ

がっつりと制限のメスが入ったスタンダードに比べ、少々手抜き感が拭えないPスタンのファイターズルール更新。特に、「ドリアーヌ」の1枚制限に関してはいまだに腑に落ちていません。

とはいえ悩んでいても仕方ないので、他のクランにも目を向けるいい機会だと思いましょう。(当然ペイルムーンも使い続けるつもりでいますが。)

少々環境整備に対して不安はありますが、「クロノジェット」等のトライアルやブースター、「プレミアムコレクション」の発売を楽しみに待ちましょう。(去年のように壊れたカードが出てこないことを願いながら。。。)

 

以上、ここまで見てくださりありがとうございました。